身体・心・意識をどう捉えるか

8月 12, 2026
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JANSA EDUCATION / MEDIA — EPISODE 043

からだ・こころ・意識を
どう捉えるか

VitaComi Podcast第43回は、上馬塲和夫先生による全4回の電話出演企画、その第2回。東洋医学と西洋医学を結び、人の幸福と平和を見つめてきた約50年の探究から、JANSA、シロダーラ、そして身体・心・意識を一つの全体として捉える未来像が語られます。

JANSA顧問・医師・医学博士 上馬塲和夫先生

PROFILE

上馬塲 和夫 先生

JANSA顧問・医事監修/医師・医学博士。約50年にわたり、西洋医学と東洋医学、アーユルヴェーダをはじめとする伝承医学を探究。人の身体・心・意識を全体として捉え、健康から幸福、さらに平和へとつながる医療のあり方を発信しています。

発見 01身体・心・意識は、切り離された三つではなく、互いに響き合う一人の人間の全体像である。
発見 02ヨーガ、呼吸法、マッサージ、シロダーラには、薬剤に頼らず深い意識へ近づく知恵が受け継がれてきた。
発見 03体験することと科学的に探究すること。その両方を大切にする姿勢が、新しい医療の可能性を開く。

50年の探究から生まれた、JANSAとの共鳴

第43回は、上馬塲先生とJANSAとのつながりから始まります。先生が約50年前から抱き続けてきたのは、東洋医学と西洋医学を融合し、世界を健康にすると同時に、平和へ近づくにはどうすればよいかという大きな問いでした。病気だけを見るのではなく、争いや分断が人の身体と心にもたらす痛みまで見つめ、医療の先にある幸福を考えてきた歩みです。

JANSAは、その探究を次の時代へ手渡す場でもあります。ネオシロダーラ Op.1の紹介にとどまらず、医師、看護師、鍼灸師、ウェルネス、美容、教育、開発などの専門家が集い、健康のあり方をともに学ぶ。古代の知恵を現代の技術と研究につなぐ「温故創新」の精神が、先生とJANSAを結んでいます。

「身体・心・意識」という三つのレンズ

上馬塲先生は、人間を身体(body)、心(mind)、意識(consciousness)という三つの側面から捉えます。身体と心の奥にある「意識」まで視野に入れることで、人を部分ではなく、より深く統合された存在として理解しようとする考え方です。

身体呼吸、姿勢、触覚、緊張など、日々変化しながら私たちを支える生命の基盤。
喜び、不安、集中、記憶など、経験に意味と色彩を与える内面の動き。
意識身体と心を見つめ、自分と世界のつながりを感じ取る、さらに深い存在の層。

身体への穏やかな働きかけが心を静め、心の静けさが意識の深い層へ向かう入口になる。先生は、古代インドの人々がこのつながりを理解し、実践の体系として育んできたことに注目します。

薬剤に頼らず、深い意識へ近づく

番組では「変性意識」という言葉が登場します。それは、いつもの思考や注意の状態から離れ、深い静けさ、没入、広がりを感じる意識のあり方です。スポーツや創作で語られる「ゾーン」、音楽への没入、瞑想や呼吸法の中で訪れる静寂も、その理解につながる身近な入口です。

上馬塲先生が大切にするのは、古代インドで受け継がれてきたヨーガ、呼吸法、マッサージ、そしてシロダーラのように、薬剤を用いず、身体への働きかけから意識の深い層へ近づく方法です。西洋社会で意識研究が薬物との関連から語られがちだった時代にも、先生は身体を介した別の道筋に目を向け、研究を続けてきました。

シロダーラ研究が開く、意識への入口

アーユルヴェーダでは、頭部への働きかけが意識の深い層へ通じる方法として受け継がれてきました。額へ一定のリズムで穏やかな刺激を届けるシロダーラは、長い修行を重ねた人だけでなく、多くの人が深い静けさを体験する入口になり得る——先生はその可能性を、実践と研究の両面から追究してきました。

番組では、富山で行った研究において、シロダーラを受けた人の約85%に何らかの意識状態の変化が見られたことも紹介されます。この経験を基盤に、ネオシロダーラ Op.1を通してさらに体験と研究を積み重ね、ストレス社会、少子高齢化、認知症、スポーツなど、現代の課題へつながる可能性を探っていく。先生の語りには、まだ十分に知られていない領域を自らの手で切り開いてきた研究者としての確信と、次世代への期待があります。

「すべてがつながっている」上馬塲和夫先生のお話より

「すべてがつながっている」という世界観

古代インドの思想と、日本の仏教や神道。上馬塲先生は、そこに「人も自然も宇宙も、切り離された存在ではない」という共通の世界観を見いだします。先生が語る「純粋意識」は、個人の思考よりもさらに深いところで、自分と世界のつながりに触れる意識です。

この視点に立つと、健康は一人の身体の中だけで完結しません。人と人との関係、自然、社会、平和までが、私たちの身体と心に影響を与えます。すべてのつながりを感じられる人が増えることが、争いを減らし、幸福な世界へ向かう力になる——それが、先生が医学の探究とともに持ち続けてきた願いです。

体験と科学を、新しい研究の入口に

これまで説明しにくいという理由で周縁に置かれてきた体験にも、未来の医療を考える大切な種がある。体験した人の言葉を聞き、身体の変化を観察し、科学的な方法で確かめていく。上馬塲先生が歩んできたのは、古代の知恵と現代科学の間に橋を架ける道です。

ネオシロダーラ Op.1は、その探究を多くの人が体験できる形へ開いていく試みでもあります。JANSAは先生の知見を中心に、医療、ウェルネス、教育、開発の専門家とともにケースを積み重ね、意識とウェルビーイングという新しい領域を社会へ育てていきます。

この記事から持ち帰りたい、3つの問い

  1. 身体・心・意識を一つの全体として見ると、自分の健康はどう見え直すだろうか。
  2. 深く静かな意識に触れる時間を、日常の中にどのようにつくれるだろうか。
  3. 自分と他者、自然、社会とのつながりを感じることは、幸福や平和にどう結びつくだろうか。

LISTEN / PROGRAM INFO

VitaComi Podcast #043

「意識」にアクセスする医療へ。上馬塲和夫先生が語るシロダーラと“純粋意識”
上馬塲和夫先生 電話出演 第2回(全4回)/2026年8月12日放送

さくらFM 78.7MHz:2026年8月5日・12日・19日・26日(水)21:30(全4回)

第43回公式ページを見る / ネオシロダーラ Op.1 公式サイト

本記事は、番組第43回の内容を教育目的で要約したものです。個別の診断・治療については、医師などの医療専門職へご相談ください。


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